2005年07月31日

はったいこ。って知ってますか?

はったい粉.jpg知りません。実は聞いたことなかったんです。笑
はったい粉。八田行こ、じゃなかったようで・・・

知らないのに記事にするのっていかがなものかと思われる方もいるかもしれませんが、
いえいえ、知らないからこそ調べて記事にしちゃおうという作戦。
ネタに困ってると思われそうですが。汗

どこで耳にしたかと言うと、近所のパン屋さん。
よく行くので職人さんともお話ししたりするのですが、
その時にその名を知りました。

はったい粉。
大麦を煎ってこがし、臼でひいて粉にしたもの。これに砂糖を混ぜ、水で練ったりして食べる。また、菓子の材料としても用いる。煎り麦。はったい。麦粉。香煎(こうせん)。
なるほど。麦なんですね!
最近は自然食品ブームに乗って、
注目されつつある食品だそうで、(知らなかったのが恥ずかしいですが。。。)
きな粉的なものを想像すればいいでしょうか。

砂糖を加え、お湯や牛乳で練って食べるのがポピュラー。
懐かしいという理由で、こうして食べる人が多いそうですが、
最近は、お菓子などに加えて使うこともあるそうです。

パン屋さんでは、パンに加えて香ばしさをつけると教えてもらいました。
関東では「麦焦 むぎこがし」とも呼ぶそうで、
その名の通り一度煎ってあって香ばしい味。
素朴な味わいと言えば聞こえはいいかもしれません。笑

ビタミンB1・B2・Eの栄養価を多く含み、
健康面でもおやつに重宝されてきました。
クレープの生地に入れているお店もあるようです。
香ばしさがおいしそうな感じですね!

はったい粉。まずネーミングが気になりますよね。
語源は「はたく」です。
「はたく」といえば、「ぱたぱた叩く」というようなイメージですが。
古語では「はたく」の意味は「つき砕く・粉々にする」になります。
煎った麦を石臼で挽いて作るところから、
「はたき粉」→「はったい粉」になったと言われています。
なるほど〜。笑はったい粉入りスコーン.jpg

駄菓子屋で見かけるような、きなこ棒。
はったい粉でもおいしく出来そうです。
もしかしたら同じなのかもしれません。
フランス料理でも、そば粉を使った生地「ブリニス」がありますが、
代わりにはったい粉を入れてもいいかも!
色々試したくなるアイテムですね。
はったい粉情報お待ちしております。笑


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2005年07月29日

シーバスリーガルを飲み干せ!

シーバスリーガル18年.jpg別に飲んだくれろと言うわけじゃないんですが。笑

世界一の売上を誇るスコッチウィスキーです。
ウィスキーにも色々あって、
それはまたの機会でご紹介するとして、
今日はシーバスリーガルというウィスキーのお話をします。

長い歴史をもつこのお酒。
もともとはワインと食料品のお店だったのですが、
シーバス兄弟の手によってウィスキーを作るようになります。
「シーバス兄弟社」の名前で知られますが、
1891年、「シーバスリーガル」の誕生によって、
不動の地位を築くことになったのです。

「芳醇な薫りとまろやかさ」
これがシーバスリーガルの基本スタイル。
何十種もの原酒となるウィスキーをブレンドして造られる、
ブレンデッドウィスキーです。
その味、つまりブレンドを決めることが大変重要なことですが、
それはマスターブレンダーという人物によって決められます。

シーバス社の現マスターブレンダー、コリン・スコット氏。
代々ウィスキーに携わってきた血筋だそうです。

ブレンダーとして最も重要な嗅覚。
そのため、煙草はもちろん、ニンニクや香辛料も口にせず、
ひげそりでシェービングクリームを使うこともないとか。

テイスティングする時には集中できるように、
窓を閉ざした部屋にこもり、
回転式のテーブルにサンプルを置いて自分は動かないようにします。
室温は20度など、常に同じ条件下でテイスティングするそうです。
すごいですね。

ウィスキーを通して世界中とコミュニケートしたい。とスコット氏。
世界中で愛飲されるのもうなずけます。
ストラスアイラ蒸留所.jpg
シーバスリーガルの中心となるストラスアイラ蒸留所は、
スペイサイド地方最古の蒸留所であり、
ヴィクトリア期の設計家、チャールズ・ドイグという人の最高傑作。
その少し変わったフォルムがとても美しい蒸留所です。
一度訪れてみたいですね。
ブレンドされるモルト原酒のほとんどはこのスペイサイドで作られます。

なぜシーバスリーガルの記事かというと、
先日飲んだから、という単純な理由でした。笑
次は「18年」を飲んでみたいですね。楽しみです♪

簡単ですが、このへんで!


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2005年07月26日

招客必携 そのあとがきから

伊藤文:著.jpgこないだ紹介したマニアックな本。招客必携。
グリモ・ドゥ・ラ・レニエールによって書かれてますが、
あとがきは、訳者:伊藤 文さんによって書かれています。
本書の内容とは別に、グリモとその背景などの話が書かれています。

2003年2月、ブルゴーニュのレストラン「コート・ドール」のシェフ、
ベルナール・ロワゾー氏が亡くなった。
ミシュランやゴー・ミヨなどのガイドブックの評価が下がることを恐れてか、
自ら命を絶ってしまったのである。
1803年、史上初のグルメガイドブックとして「食通年鑑」が生まれてから、
ちょうど200年を迎えての出来事であった。

「食通年鑑」は、グリモが初めて書き上げた食に関する著書である。
それは、人類初の”美食文学”であり、”ガストロノミー批評”でもあった。
それまでフランスに存在しなかったのが不思議であった。

この偉大な本が生まれたのはまったくの偶然といってもいいかもしれない。
出版社に勤めていたグリモの友人が、フランス人の読書離れを嘆いていた。
食べることにばかり関心を寄せる人々に本を読んでもらうには。
この答えが「食通年鑑」になったというのだ。

爆発的ベストセラーとなった「食通年鑑」。伊藤文:訳.jpg
それまで存在しなかった、店の評価という新しいステイタス。
グリモのもとには食べきれないほどの食料品が送られたという。
店からの賄賂、と言ってもいいかもしれないが、それをも評価に反映し、
「食通年鑑」は出版され続けた。
料理人同士が切磋琢磨する機会を与え、フランス料理を活性させる。
それからおよそ100年のち、1900年に発祥するミシュラン・ガイドと、
そっくり同じあり方をグリモは作ってしまったのだ。

もともとは演劇ジャーナリストだったグリモ。
その諷刺的、毒舌な筆致で名を知られていたのだが、
料理の世界でも同じ作風であった。
(ナポレオン・ボナパルトは味覚音痴だ、とグリモは前々から嘲笑していた節があったり。。。)
そしてこれはそのまま、グリモの美食批評家としての生命を短くしてしまった。
特定の店への度を越した批評は数々の訴訟を呼び、ついに「食通年鑑」は廃刊となる。
その後引退したグリモは、1837年その生涯を終えるまでパリ郊外で静かに晩年を過ごしている。

美食文学者 ブリア=サヴァランにも影響。。。
posted by koji at 12:02| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) | フードコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月25日

夏バテにリンゴ酢で!

リンゴ酢.jpg地震でびっくりしました!
みなさんご無事でしょうか。。。
震度5といえばかなりの大きさでしたが、
大きな被害はあまりなかったようで、一安心ですが。

地震も大きな問題ですが、
夏の現実的な問題が夏バテ。。。やる気が。。。
いや、夏バテを言い訳にブログをサボろうなんて思っているわけではないんですが。笑

あるお客様に、
夏バテにはリンゴ酢がいいよ、と教えていただきました!
さっそくコンビニでリンゴ酢入りのジュースを買って飲んでますが、
はて、具体的にリンゴ酢ってどんなもの。
ということで、今日はリンゴ酢のおはなし。

リンゴで作るお酢です。そのまんまですが。
お酢の作り方は何が原料でも、だいたい同じなよう。
リンゴ果汁に酵母を入れると、アルコール醗酵してアップルワインが出来ます。
さらに乳酸菌を加え、醗酵・熟成させれば、リンゴ酢の出来上がり。
この工程をブドウで行えば、普通のワイン、ワインヴィネガーになるというわけです。

ポン酢だけが好きなわけじゃありません。笑
posted by koji at 22:49| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 食材のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月22日

セッティング時間。

画像 148.jpgなんだか肌寒い日が続くのは気のせいでしょうか。
暑かったり寒かったりで、
体調管理が難しいですね。
気をつけましょう。

たまには私たち出張パーティーケータリングアミューズのパーティーのお話でも。

パーティーにも色々主旨があります。
私たちが一番オーソドックスでよくご予約いただくパーティーは、
企業様の懇親会などが多いようです。

ただ、もちろんそういったパーティーの場合、
食事だけが目的ではなく、
あくまでもセミナーや社内発表会、表彰など、
それぞれのイベントを済ませてからの懇親会が多いです。

私たちは通常、
お客様がお食事を召し上がる時間の、
2時間前に会場に搬入することをお願いしています。
画像 185.jpg
これは、パーティーを確実に披くのに必要な時間だと私たちは思っています。
搬入から荷物の整理仕訳。会場内テーブルセッティング。
料理の仕上げ、加熱、盛り付け、配膳。
ドリンクを氷で冷やす作業もすぐには冷えません。
それぞれのスタッフとのミーティングも必要になってきます。
もちろん余裕をもって安全にすすめるのが第一目的です。

ただ、この2時間という時間は、絶対というわけではありません。

先日、出来るだけ早くセッティングしてほしい、というお話を頂きました。
レンタルスペースを借りての社内発表会、その後の懇親会だったので、
発表会が終わるまでは会場内に搬入も出来ませんが、
事前にそのお話を頂いていましたので、十分に対応することが出来ました。

結果は、搬入後20分でゲストの方々はドリンクを手にすることができ、
その後すぐにお料理を召し上がって頂ける状態に。

パーティーの状況に合わせて、重視するものを変えるということですね。
もちろんお客様のご要望があってです。
出来るからといって、毎回短時間でリスクを持ってやるわけではありません。
万全をもって、お客様をおもてなししたいですね。

今日はパーティーの時間について簡単にお話しました。
ケータリングがどういったものか、
広く知っていただければ嬉しいですね。


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2005年07月19日

チョコレートにはポート

ルビーポート.jpg梅雨が明けたそうです!
35℃の夏日です、なんて言われても。。。という気分です。笑
気分も体もだらだらしちゃいますね。

私と同じように、だらだらととけるチョコレート。
無類のチョコ好きな私ですが、チョコレートの世界は奥が深い!
もうちょっと勉強してから記事にするとして、
今日はチョコレートに合うという、ポートワインのお話を。

最新の「料理王国」でも特集されています。
そもそもポートワインってどんなワインなんでしょうか。

原産国はポルトガル。
急勾配な段々畑で育ったブドウで、十数種の品種を使って作られます。

甘口の酒精強化ワインです。
酒精強化なんていうと、栄養ドリンクみたいですがちょっと違います。笑

ポートワインってどんなワイン?
posted by koji at 08:47| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | お酒のお話 ワイン集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月17日

第V部 その続き

長々となってしまっていますが、もう少しです。
どうぞお付き合いいただければ幸いです。
いや、書いてる本人はけっこう楽しく書いてるんですけどね。笑

 ◇食卓の給仕について
会食の場に召使いは極力いないほうがよい。
召使いは空腹である。会食が楽しく長時間になることを快く思っていないのである。
そのために、食卓には使い終わった食器を下げる小さなテーブルを、
会食者二人に一つ配置するのがよいだろう。
また、会食者は自分の召使いを連れ立って出席するべきではない。
アンフィトリオンの召使いのほうが当然会食がスムーズにすすむのである。
召使いは食器を下げる際には、会食者に触れないようにしなければならないし、
会話を中断することも許されない。
ただ、その行動が邪魔されない為に、会食者はいったん席から立つことを厭ってはいけない。
全ては会食を完璧にするために必要なことで、それは無礼なことではないのである。

 ◇ワインの給仕と試飲
ワインは元々は水で割ってサービスされていたが、
会食者が水割りの濃さを調節できるように、食卓の上にワインと水を分けて置いておくようになった。
ワインは、分厚いクリスタルのグラスよりも、薄手のグラスで供されるべきである。
ワインは蔵から出してきて、瓶のまま出すのがよい。
カラフに移すと、香りもその閉じ込められた精神さえも失ってしまうだろう。
ロースト料理の後に飲むク・デュ・ミリュー(食中の杯)には、
リキュールかスピリッツを飲む。消化促進に役立つためである。
会食の終盤、アントルメの際にも、デザートワイン、甘味ワインが供される。
シャンパンも造られるようになったところで飲まれるようになったが、
消化に悪いのでほどほどにするほうがいい。
最後はパンチ、ビショップ(ボルドーワインベースの温かいカクテル)を飲む。
それぞれ勧められたら一杯は飲むこと。これが礼儀である。
食卓の会話術。プロポとは!?
posted by koji at 21:33| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | フードコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月15日

第V部 美食家の礼儀作法に関する基本原理

今日も張り切っていきましょう!
最後の第V部です。この「招客必携」の中で最も重要な部だと、
著者グリモ・ドゥ・ラ・レニエールも言っています。

具体的には、会食に関わる、すでに失われてしまった礼儀作法をもう一度定義しなおそう、
ということのようですね。

 ◇招待状
アンフィトリオンは書面によって会食の3日前までに招待状を届けなければならない。
また、招待された会食者は、受け取りから24時間以内に出欠の返事をし、
もし24時間が過ぎてしまった場合には、それは出席を意味する。
しかし、万一約束を破ってしまった場合には、罰金500フランを支払い、
3年間、美食に関する全ての催しに参加できなくなる!
また、招待したアンフィトリオンは、
いかなる理由(たとえ死んでしまったとしても代役を立てるなどして)があろうとも、
招待状どおりに会食を催さねばならない。

 ◇歓迎と会食者の着席
招待状に検印をして待合室で待つことになる。
ただ、その際アンフィトリオンは会食者を歓迎する義務はなく、
会食を万全にしておくことを最優先とする。
そのため、待合室には雑誌やチェスボードなどを置いておいたほうが良いだろう。
会食の5分前になって初めてアンフィトリオンは会食者たちの前に現れ、
食卓へと案内しなければならないが、
食卓の席には名札をそれぞれ用意しておくべきである。
このような心遣いは、それぞれ見ず知らずであろう会食者たちに遠慮やストレスを与えず、
より一層会食を成功へと導いてくれる。
もちろん席順は、アンフィトリオンの深い考慮によって前もって決定されなければならない。

 ◇食卓での礼儀作法
まずはナプキンはひざの上に広げる。
スープはスプーンのみで食べる。食べ終えたらスプーンは皿の上に置く。
パンは手でちぎる。ナイフを使ってはいけない。
ゆで卵の殻は必ず殻を砕いておかなければならない。
会食者は、食べたい料理に手が届かなくてもそれを取ってもらうために
他の会食者に声をかけてはいけない。
会話が中断する恐れがあり、混乱を招くだろう。
もちろん、アンフィトリオンがそこまで配慮すべきである。
皿、ナイフフォークは、一度使ったものはすぐに取り替える。
手は目の届くところに置くべきだが、ひじをついてはいけない。
会食者は、犬を連れてきてはいけない。
生の果物は、へたの部分だけつかんで、極力果物自体に触れないように心がける。
氷菓子や甘口ワインを振舞ったあとに、
アンフィトリオンの合図によって会食者は同時に席を立つ。
客間に移り、コーヒーかリキュールをそれぞれ頂く。残してはいけない。
と、これらはごく一部の礼儀作法であるが、
また会食に招かれるためには必要なことである。

なんだかすごく長くなりそうな気がします!
今日はこのへんでいったん切りましょう。
これまでで、アンフィトリオンと会食者がいかに真剣に美食に挑んでいたか、
想像することができると思います。
罰金って、、、、すごいですね。笑。

まだ続きます!長いですね!
第V部 その続き!

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posted by koji at 15:36| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | フードコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月13日

第U部 献立に関する定義と一般基礎知識

久々に天気のよい空が広がっています。
夏日ですね。梅雨ももうそろそろ終りでしょうか。

皆様のおかけで、ランキングもめでたく40位圏内に入ることが出来ました。
お礼を申し上げると同時に、これからもよろしくお願い申し上げます。

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さて、今日は第U部です。
これまたややこしそうなタイトルですが、
ようは、すばらしい饗宴にふさわしいメニュー例を考えていこうというものです。

”Menu”とは様々な意味を持つ単語ですが、
この場合「食卓のために調理される料理によって構成されるすべて」である。
と本書には書かれています。

アンフィトリオン(接待役)は常にその日の献立を把握していなければいけない。
そのために料理人は献立を逐一アンフィトリオンに知らせる必要があるし、
アンフィトリオンの目にかなうものでなければないらない。
つまり、本当に優れたアンフィトリオンというのは、
饗宴に関する全ての知識を持ち合わせていなければいけない。というのである。

また、料理人は、いくら優れた技術を持っていたとしても、
優れたアンフィトリオンに仕えていなければすぐにその技術を失ってしまうだろう。
とも言っています。
料理人とアンフィトリオンの関係は、
現代のオーナーとシェフとそう変わりないのかもしれませんね。

献立は、春・春の特別・夏・秋・冬、に分かれていて、
それぞれの季節ごとに、15人・25人・40人・60人の饗宴を想定しており、
合計20個の献立が紹介されています!
それとは別に、昼食用(デジュネ・ア・ラ・フルシェット=フォークによるデジュネ)の
25人分の献立も紹介されています。

なかなかお目にかかれません。こんなパーティー!
posted by koji at 16:13| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | フードコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

第T部 肉の切り分けの関する概論

ローストターキー.jpgというわけで読み進んでおります。
「招客必携」
この本三つの部で構成されています。
今日は第T部。
肉の切り分けに関する概論
大変重厚なタイトルです。笑

アンフィトリオン、つまりゲストを招待する主人は、
会食の席で調理した肉の塊を完璧にさばき、
ゲストに供するべきである。

この本が書かれる頃、1800年代初めですが、
それまでフランスの宮廷などで繰り広げられた饗宴は、
フランス革命によって姿を消し、
節食を迫られる時代でありました。
その間に、饗宴の素晴らしさは失われ、
もてなし、もてなされる技術さえも忘れ去られていったというのです。
料理を切り分けることも給仕することも出来ない接待役は、
優れた蔵書を持ちながら解読できない所有者と同様、名誉に値するものではない。

本文でもこう示されるように、重要な切り分け。給仕。それは芸術であると書かれています。
最も優れたアンフィトリオンは、
七面鳥のロースト(丸焼き)をフォークで突き刺したまま、
テーブルに置くことなしに空中でそれを切り分けるという離れ業まで持っていたというからすごいです。
そこまでいけば確かに、芸術かもしれません。

ナイフを入れる場所、順番まで図解され、解説されるその種類。
牛 仔牛 羊 猪と豚 仔羊と仔山羊 野兎と兎 七面鳥 野雁 若い雌鶏と去勢鶏 鵞鳥 家鴨と野鴨 セルセル モレル ヤマシギとタシギ ヤマウズラ 孔雀 雉 若鶏 鳩 うずら つぐみ ズアオホオジロ イチジククイ 平目 鱒 鯉 川カマス ニゴイ
と、実にすごい数です!

どれもあんまり変わらないんじゃないかと思いますが、
その素材の柔らかさや筋繊維の向きの違いによって切り方が違っていたり、
いかにゲストにとって良い状態で給仕できるかに重きを置いているので、
手早く冷めにくい、肉汁が不用意に出ない、
そして切り分ける様も優雅に行われるように指南しているんです!

当時は流通もまだ十分ではなかったので、
珍しいジビエなどはやはり美食家にも大変稀少で重宝されましたが、
著者のグリモ・ドゥ・ラ・レニエールは、そのプレミアに惑わされることなく、
あくまでも味を重視している点が私にとって面白いところでした。
珍しいだけでやたらと値段の高いペリゴール産七面鳥よりも、
ブレスの若い雌鳥を相応に調理したものの方が一層価値あるものだ、
と言っています。

調理法のほとんどはロースト(オーブンで丸焼き)です。
ですから切り分けが重要となってきます。
ソースも、切り分けたときに溢れる肉汁を使うことが記されていて、
あまり凝ったものではなかったようですね。
しかし、肉汁を料理の味の重要なものとしている点も面白いです。
肉汁が出すぎた料理は、肉のすべてのエスプリが消滅してしまうだろう、
と本書にも書かれています。

現在の料理に応用するのは難しいですが、
その精神は見習うべきだと感じました。
もちろん、細かい図解は大変参考になるでしょう。

さあ、あと2部です。
張り切って読み進みます。

第U部 献立に関する定義と一般基礎知識 !

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2005年07月09日

究極のもてなし哲学

招客必携.jpgみなさんこんにちは!
ようやく復活することが出来ました。
更新がないにも関わらずご訪問くださった方々、
本当に有難うございます。
今日から張り切って書いていこうと思います。

ランキングも気がつけば50位内に入ることが出来ました。
これもみなさんのおかげです。

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今日はちょっとした本をご紹介。

「招客必携」 グリモ・ドゥ・ラ・レニエール著  伊藤 文訳

この本、1808年に書かれた「MANUEL DES AMPHITRYONS(アンフィトリオンの手引き)」
という本の初邦訳本なんです。

著者 グリモ・ドゥ・ラ・レニエールは、
弁護士でありながら、大変な美食家で様々な奇想天外な饗宴を開催して注目を集めます。
1803年には、「食通年間」を創刊。
史上初のパリのレストランのガイド本は、数多くの訴訟を起こしながらも、
人々の関心を集め、彼の名を一躍有名にしました。

そんな人物が書いた、サービスの手引書。
アンフィトリオンとは、食事を振舞う人、接待役の意味です。

とはいえ、200年も前のもの。
現在のサービスに応用できるかはわかりませんが、
サービスの歴史を紐解く上で重要な手がかりがあるかもと思い、
これから読んでみようと思います。笑

テーブルマナーの本ではなく、
真摯な審美眼で美食を芸術としてとらえる本であるようです。
招待者の使命とは?
訪問客の心得とは?
食卓の粋なプロポ(会話術)とは?
哲学書ですね。

というわけで、
読み進めてレポートしたいと思います!
お楽しみに!

第T部 肉の切り分けに関する概論
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2005年07月07日

すみません・・・

風邪をこじらせてしまっています。
来て頂いた方には申し訳ありませんが、
復活しだいまたアップいたしますのでご了承ください。。。

風邪のひき始めにはこれ。
葛根湯。

最近ではポピュラーな漢方薬。
麻黄(マオウ)・桂枝(ケイシ)・生姜(ショウキョウ)が「辛温解表(軽い発熱、強い悪寒などの症状に対応)」、また葛根(カッコン)が「辛涼解表(高い発熱、軽い悪寒)」に働くため、夏風邪・冬風邪と幅広い風邪症状に対応できます。特に「風邪の引き初めで、体力的にも問題が無い時期におすすめ

発刊作用があるそうです。
服用しなくても汗をかきすぎる人は服用を控えましょう。

なんでもかんでも飲めばいいんじゃないんですね。

みなさん夏風邪にはご注意を・・・・


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2005年07月04日

旭ぽんず!

旭ポンズ.jpg突然ですが、ポン酢が好きです。
お酢もいいですが、やっぱりポン酢が好きなんです。
いや、ほんと唐突ですが。笑

で、これが旭ぽんずであります!
知る人ぞ知る、関西の銘ポン酢。

実は私の地元で作られているんですが、
幼い頃からポン酢といえば旭ぽんずだったもんで、
他のポン酢ではなんだか物足らない・・・
それくらい美味なポン酢です。笑

もう多くは語りません。
ここを見てください。
お酒のひょうたんや

とはいえそれでは手抜きのようなので、、、

商品のキャッチフレーズは、「喰べてびっくり旭ポンズ」!
その味のインパクトにはまじでびつくりします。
旭ポンズ、いえ、旭食品の回し者ではありません。笑
posted by koji at 23:43| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 食材のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月03日

ワインとグラスのおいしい関係

ワイングラス.jpg今日は朝から雨が降ってましたが、
夕方にはやんで助かりました。
さて、7月に入りましたが、
もう少しすれば梅雨も終わり、
夏真っ盛りという感じですね。
暑い日々が続きます。

今日はまたワインのお話。
お酒と言えばワインばかりですが、
別に私はワインしか飲まないというわけではありません。笑

私たち、出張パーティー・ケータリングのアミューズでは、
パーティーでワインをご提供しています。
華やかなパーティーシーンには、
やっぱりワインは欠かせないでしょう。

今日はワインとグラスについて。
最近ではワイングラスがご家庭にあることもしばしばありますが、
グラスにも色々あるの、ご存知でしょうか。

ワイングラスのあの独特の形。
U字型の容器にすらっと細い足がついています。

デザイン性ももちろんあります。
しかし、フランスの伝統的なワイングラスには、
それ以上に機能性としてのあの形なんです。

ワイングラスは扱いに注意です
posted by koji at 20:09| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒のお話 ワイン集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月01日

タマネギが目にしみる

プロとして恥ずかしいので、
あんまり大きな声ではいいたくないのですが、
今日はタマネギにやられました・・・笑
いや、正確には、今日もやられたと言っていいかもしれません。

あの刺激。あの匂い。
何回切っても目にしみます。
メガネをかけていてもしみます。息を止めてもしみます。

というわけで、今日はそんなにっくきタマネギと涙のお話。

そもそも、
何が原因で涙が出るんでしょう。

その正体は、オチプロパナール−S−オキシド。
うーん、何がなんだかわかりませんが。笑
とにかくこの物質が、目にしみるわけです。

タマネギを切るとき、タマネギの細胞が破壊されると、
アリイナーゼという酵素がはたらいて、
オチプロパナール−S−オキシドが作られます。

これを防ぐには、とにかく細胞をつぶさなければいいわけですね。
ポイントは、よく切れる包丁を使うこと。
細胞をスパッと切ればいいということですね。
新タマネギなのに目にしみる近くの市場のタマネギ・・・
posted by koji at 00:47| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 食材のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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