2006年06月06日

「食育のすすめ」 服部 幸應(著)

最近ちょっと時間があるおかげで、
以前にも増して、やたらと本を読んでいます。
ちょっとの間、書評の記事が増えるかもしれません。

本を買うときはだいたいAmazonで一気に頼みます。
本っていっぱい買うとけっこう大変なんですよね。。。
重いし、お金もかかって・・・汗
古本も同時に探せるAmazonは、
運ぶ手間もコスト的にも助かっています。

というわけで今日の本はコレ。
「食育」という言葉をキーワードに検索すると、
そんなに多くは出てきません。
出てくる本のほとんどは同じ著者によって書かれているようです。
そう、あの服部先生です。

服部 幸應(著) 『新装版 食育のすすめ 豊かな食卓をつくる50の知恵』
マガジンハウス (2004/8/26)

目次
 第1章 子供の健康増進には愛情たっぷりのおふくろの味
 第2章 日本の伝統的な家庭料理は栄養の宝庫
 第3章 気をつけよう、大人の食生活と健康管理
 第4章 二十一世紀に向けて、「食のあり方」を考え直そう
 第5章 [食の歳時記]

◆「食育」は本来、家庭教育である
 →核家族化や生活リズムの不一致による、伝達不可。

◆旬の食材を適切に選び、四季の味を堪能する

◆好き嫌いをなくすのは、母親の腕の見せ所
 →偏食は子供の頃に定着する。色々な調理法を試みる。

◆思春期は生涯最高に栄養素を摂るべき時期
 →孤食傾向、やせ願望などで食が偏る。きちんと栄養を摂る認識を家族が持つ。

◆賢い消費者は見た目より中身を重視する

◆おいしさを決める味覚を正しく身につける
 →入れ歯は味覚が鈍り、偏食は味覚を衰えさせる

◆素材と器の調和を、盛り付けの方程式
 →「器は料理の着物」陰陽の組み合わせ、五味、五法、五色。

◆"芳しき香りは健康のために最も良い"―ヒポクラテス
 →スパイス、ハーブ、アロマが身体に及ぼす好影響は多い。

◆正しいダイエットは健康と曲線美を保つ
 →10代にダイエットをして栄養が足りないと、年をとってから病気になる。
  20代になってから、正しい栄養の摂り方を。

◆古きよき時代の生活習慣と礼儀作法
 →長幼の序、テーブルマナー、無秩序化が目立つ。

◆自然の恵みに感謝し、地球人として「食」を再考する
 →50年、100年後を見据えて食糧生産の問題。
  日本の食糧総量の25%が食べ残しで廃棄。
  それで1500万人、全世界の餓死者が救われる。

50の項目のうち、かなり厳選してピックアップしています。
全体としては、日本の伝統食の栄養価の高さや、
それぞれの栄養素の力などを細かく説明してくださっています。
その他大勢の栄養学の本と違う点は、
やはり美食家として経験や見識からのお話が多いところ。
これは読み物としても面白く、関心を寄せやすいと思います。
栄養学や料理学の本って、
けっこう小難しくて眠くなっちゃうんですよね。。。笑
『食という字は「人」に「良い」と書きます。人を良くすることを育む、それが「食育」です。』
という文中に書かれていますが、
なるほど、食生活を通じてどこかおかしくなっている日本がなんとかなれば、
私も同じ考えで取り組んでいこうと思います。
同じ服部先生の本で、

『大人の食育』 NHK出版(2004/11/10)

という本もあります。
こちらはもっとグルメ的な内容。
大人ももっと、むしろ大人から食に関心を寄せてほしい、
というような想いが伝わってきます。
こちらは文庫本なので気軽に読めます。

どちらもオススメ。
あまりメジャーなテーマでないので、
一般の書店ではなかなか置いてないかもしれませんので、
是非Amazonででも、お買い求めください。笑
今日はこれくらいで!


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posted by koji at 08:33| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | フードコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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