2006年05月02日

ワイン用のブドウの王様 カベルネ・ソーヴィニヨン

ーヴィニヨン.jpg気付けば5月になってしまいました。汗
4月は全然更新しませんでしたね。。。
ゴールデンウィークですが、
気にせず更新していきたいと思います。

今日は久々にワインのおはなしでも。
ワインについての本を読むと、
それだけで楽しくなっちゃいますよね。
でも読むだけじゃ満足できなくて、
ほんとに飲みたくなります。
ワインの世界観は物語としての魅力が強いように感じます。

ワインの原料はブドウ。
と一口に言っても、そのブドウの種類の多さを知っている人はそんなに多くはないかもしれません。
世界中で様々な品種があり、
しかも日々改良されて新たに誕生しているという現状です。
何十、何百という数になるかと思います。

そんな膨大な数のワイン用ブドウ品種の中で、
真にワインを愛する人が崇拝してやまない品種。
それがカベルネ・ソーヴィニヨンです。

双璧をなす、ブルゴーニュのピノ・ノワールも、
年間何千本も消費される赤ワインを産む優れたブドウですが、
世界中で数億ものワインを育むカベルネ・ソーヴィニヨンにはかないません。
その本質的な部分を崩すことなく、世界中の幅広い気候や土壌に適応し、
最高品質のワインを産む、ワインのために生まれてきたようなブドウです。

カベルネ・ソーヴィニヨンの故郷と言えばやはり、フランス・ボルドー。
まさに王道の中の王道ですよね。
とはいえ今では、アメリカ・南アメリカ・南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランド・・・などなど、ワインの新世界で栽培され、ワインが作られています。

カベルネ・ソーヴィニヨンとラベルに書いてあるものは、
それだけである種のブランドになるかもしれません。
ですが、故郷ボルドーのワインにはほとんどその表示はありません。
不思議なことかもしれませんが、
フランスではブドウの品種よりもどこで作られたか、といういわゆるA.O.C.(以前もおはなしした、原産地管理呼称)を重視していることと、
実はボルドーではカベルネ・ソーヴィニヨンをメインに数種類のブドウの混醸するのが一般的だからです。

カベルネのブドウ自体は、
密集して実をつける、小さな青いブドウです。
ですから、プレスして醗酵すると、
多くのタンニンと色が抽出されます。

若いカベルネは深い紫インクのような色で、
黒スグリのアロマと強いタンニンと酸味が特徴。
長い余韻がさらに味わいを深めてくれます。

カベルネ・ソーヴィニヨンが世界中で愛されるのは、
そのタンニンの力強さが大きな理由でしょうか。
高いレベルのタンニンは、
長期の時間をかけ、卓越した熟成のためになくてはなりません。
偉大なワインのヴィンテージが30年40年も前でもすばらしい味を醸し出しているのは、このタンニンのおかげです。

世界中で栽培されているので、
気候や温度帯によって、同じ品種からどういった違いのワインが出来るのかを知るためにもカベルネ・ソーヴィニヨンはいいかもしれませんね。

たとえば、ボルドーは冷涼な気候でフルーツ味たっぷり。
低めのアルコールとしっかりした酸味をもつこのワインがカベルネ・ソーヴィニヨンの王道といったところでしょう。

ニュージーランドはより涼しい地域で、よりライト、ドライ、酸味がある味わい。
イタリア北東部も涼しい地域ですが、
若干ボディーもフルーツ味も充実している感じ。
これは夏が暑いことが影響しているのかも知れません。

太陽がギラギラ照りつける地域、カリフォルニアなどの地域では、
フルボディのインパクトが味わえます。
ぷりっぷりに膨らんだ糖度の高いブドウが作られますから、
作られるワインもかなりアルコール度の高いワインになります。

オーストラリアにはミネラル感が、
南アフリカには甘く、チョコレートのような味わいがあるんだとか。

と、同じブドウでも本当に様々なストーリーがあります。
ワインのおもしろさはこんなところにもあるなと思いますね。

カベルネ・ソーヴィニヨンとラベルに書いてあるから安心と思っても、
若すぎる場合にはその強いタンニンが目立ちすぎることもあります。
好みの問題ですが、それくらいわかるようになってくると、
ワインを味わう楽しさが倍増してきそうです。

他にもおもしろいブドウの品種のおはなしをしていきたいと思います。
今日はまずは王道から!
飲んで味を確かめなければなりません。笑

いつもクリック応援ありがとうございます♪グルメランキングです。
posted by koji at 09:44| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | お酒のお話 ワイン集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ホテルに就職して、最初に覚えたワインが「カベルネ・ソーヴィニヨン」だった気がします。
それだけ王道だったということなんですね。
ワインも好きなのでいろいろ知りたいですが、日本酒で精一杯なので(笑)kojiさんの記事で勉強させてもらいますね♪

Posted by えり子 at 2006年05月03日 09:16
えり子さん、コメントありがとうございます。
最初はやっぱり王道からですよね。
お客様もやっぱり反応がいいですし、
安心されることが多いように思います。
私もワインも日本酒もなんでも好きですので、
浅く広く、ご紹介していきますね♪
ただ、日本酒に関してはやや控えめにならざるを得ません。笑
Posted by koji at 2006年05月03日 21:25
日本でもいいカベルネができればいいんですけどね。。。。
たぶん日本で一番のカベルネはマンズで造っている上田の東山産のではないでしょうか?
ちなみに肉の畑は標高が高すぎてカベルネソービニョンは熟しません(涙)
Posted by at 2006年05月03日 22:53
肉さんこんにちは♪
やっぱり日本では難しいんですね。。。
日本一のカベルネも飲んでみたいワインですが。
日本に適したワインが作られればそれが一番なんでしょうね。
Posted by koji at 2006年05月04日 16:12
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17291858

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。