2006年06月15日

ロハスに生きるのがかっこいい??

今日はちょっとしたおはなしです。
皆さん、ロハスという言葉、ご存知でしょうか?
聞いたことある、、、くらいの方は多いかもしれませんね。
全然聞いたことがない、という方も少なくないと思います。

「LOHAS」=「Lifestyles Of Health And Sustainability」

のこと。良くわからない単語があります。笑

「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」
もっと言うと、
「地球環境保護と人間の健康を最優先し、持続可能な社会の在り方を志向するライフスタイル」
という感じです。

1998年にはアメリカで導き出されたライフスタイルのモデルです。
2000年に出版されたある書籍の中で、
著者である、社会学者ポール・レイ氏、心理学者のシェリー・アンダーソン氏によって報告されてその存在が認められた歴史があります。

ちょっとややこしいので引用しますが、、、
レイ氏らの調査によれば、信心深い保守派〈Traditional成人人口の約24%〉、民主主義と科学技術を信奉する現代主義者〈Modern同約48%〉に続く「第3の社会集団」として、ロハス志向を持った生活創造者〈Cultural Creatives〉の存在が確認された。
 生活創造者〈Cultural Creatives〉は、大量生産、大量消費を良しとする現代主義者〈Modern〉への反発から誕生したとみられ、60年代以降、徐々にその数を増やしてきた。
この「Cultural Creatives カルチュラル・クリエイティブス 生活創造者」のライフスタイルこそが、 
「持続可能な地球環境や経済システムの実現を願い、そのために行動する」、「金銭的、物理的な豊かさを志向せず、社会的成功を最優先しない」、「人間関係を大切にし、自己実現に力を入れる」、「なるべく薬に頼らず、健康的な食生活や代替医療による予防医学に関心がある」
という「ロハス」な生活者なんですね。

ちょっと引用が多くてわかりづらいですが、
自分が健康で、自然に優しくて、お金儲けばっかり考えずに、
気長に豊かになりましょうよっ。
という感じでしょうか。笑
こういった考え方は、今まで何度かおはなししてきた、
スローフードやスローライフ、ビオロジー、マクロビオ、エコ、などに通じます。
強いて違いをあげるとすれば、
ロハスには規制などの定義がないということ。
健康で環境によく、自分のライフスタイルにこだわりをもってさえいれば、
それはもうロハスなんです。

日本でもこういったライフスタイルが受け入れられたのには、
大量消費、大量生産の時代からバブルが崩壊し、
新しい、時代にあったライフスタイルが求められていたからでしょう。
そこにぴったりはまるものが、形づいたと言えます。

実は、最初に認識された場所こそアメリカですが、
そのライフスタイルの根底にあるものは、
多くは東洋思想があると思われます。
また、日本の伝統的な衣食住文化には、
もともと環境や健康に良い、配慮されたものばかりです。
今世界中で伝統的な日本食が健康食としてブームになっているのもそのためで、
日本には逆輸入されているという状態が現状なんですね。

重要なのは「こだわり」です。
「こだわり」というと基本的に自分に対しての「エゴ」ですよね。
「おいしいものを食べたい!」「とにかく健康でいたい!」
その為にはどういう生活をすればいいのか、
まずは自分のなりたい「エゴ」から考えて、
結果として「エコ」を求める。
このスタンスも、はじめるきっかけとして近づきやすいですね。

もちろん人々の「エゴ」なんて人それぞれですから、
ロハスには様々なスタイルがあると考えられます。
幅広いスタイルは多様性を産み、
多様性の共存、バランスは生命の営みにとって必要不可欠であるものです。
こうした寛容な思考だからこそ強いんですね。
日本の、多様的な考え方「八百万 ヤオヨロズ」の文化に共通するのも、
とても自然なことだと言われています。

さて、こんなに素晴らしいこと尽くめのこのロハスですが、
いまいち日本中でブームに乗り切っていないように思いませんか??
素晴らしい思想だからこそ、不思議です。
実はコレにはちょっとしたワケがあったというおはなし。
これが今日のメインのおはなしです。笑

私も最近新聞で読んだものなんですが、
実はこの「ロハス」という言葉、商標登録されているということ。
特許庁が認める45分野のうち、
9割程度がすでにとある二つの会社によって占められているというんですね。
ロハスという言葉が多様的で汎用性に優れているという面から、
ビジネスでの乱用が危ぶまれているため、
というのがその大きな理由だそうですが、、、、
商標を使用すればライセンス料を徴収できるという、
ライセンスビジネスとしての裏の一面があると言えます。

これによって過去にちょっとしたいざこざも起きています。
ある大手家電会社が、広告に「ロハスのタネ入っています」とうたいました。
広告の商標を抑えている会社はすぐに警告!
一般名詞として存在するはずが、これによって著しく使用を制限されたという形になったんですね。

日本でいまいちロハスが流行りきっていないのには、
こうしたビジネスの絡みがあったんですね。
うーん、、、微妙なお話です。

先月、そうした微妙な状況が改善されるかもしれない、
というのが今日のメインのメインのおはなし。笑
あまりに流行りきらないため、
その独占していた2つの会社が、一般に使用を許可したんです。
警告もせず、使用もOKということにして、
もっとロハスを流行らせようというスタンスに変えたんですね。
まだ先月のことなので、これからどうなっていくかはわかりませんが、、、
もしかすると大流行するかもしれません。

・・・・ですが、マーケティング関係者の中には、
ロハスビジネスの旬はもう落ち着いてしまって、
今更流行るのは難しいんじゃないか・・・・という意見も。
ただ、言葉うんぬんよりも、
そういったライフスタイルの定着は、
まだまだこれから進んでいくだろう、ということです。

会社名などは調べればすぐに出てきますが、
今回はちょっと控えさせてもらいました。
ご興味のある方は検索してみてください。

たまに新聞を読むとおもしろい記事が載ってますね。笑
それでは今日はこれくらいで。


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posted by koji at 15:40| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(2) | AMUSE diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よろしくお願いします。
Posted by reiko at 2006年06月15日 15:50
頑張ってブログ書いてるんで見てくれると嬉しいです♪
Posted by まどか at 2006年06月15日 15:55
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ロハス 遅すぎた自由化
Excerpt: ロハス、この言葉は商標登録されていて、勝手に使えませんでした。 しかし、金儲けに利用することはあきらめたようです。
Weblog: ロハス サプリ情報館
Tracked: 2006-06-15 18:20

南部短角牛を守れ!
Excerpt: 最近、南部短角牛がもてはやされている。(スローフード協会の「味の方舟」プロジェクト認定、雑誌「食楽」における人気ブランド牛1位などなど) 南部短角牛は、明治初期に役用牛??
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