2006年06月22日

サントリー 白州蒸留所

道の駅白州にて.JPG今日はドライブがてらちょっと遠出して、
とある場所へ行ってきました。
山梨県北杜市白州。

白州の名前の由来は、
南アルプスの甲斐駒ケ岳に降り注いだ雨が川となり、
その川がやがて山麓に白い砂の扇状地をつくりだしたことにあります。
樹林帯が広がるその土地にある施設が今日のおはなし。
サントリー白州蒸留所です。

曇り空が広がっていましたが、
甲府を過ぎたあたりから晴れ間が広がっていきました!
まさにドライブ日和。
心地よい気分で山道を車で走り、
綺麗な林の中の道路を抜けると、そこにあるのがもう蒸留所一帯です。

白州蒸留所は1973年に開設された、
サントリーの第二のウィスキー蒸留所。
山崎蒸留所が1923年に開設され、その50周年を期して誕生しました。

南アルプスの豊かな自然が育むのは、
あの有名な「サントリー天然水<南アルプス>」。
花崗岩に含まれる鉱物のうちでも最も風化しにくい水晶の層を通ることで、
この名水が生まれるということ。
この名水を使って作られる白州のウィスキー。
スモーキーな風味とキレあがりの良さ、
名水と森林の清涼感を湛えたようなすっきりとした味わいが身上です。

まず簡単に、ウィスキーの原酒が出来るまでをご紹介。
モルトウィスキーの原料、二条大麦。
水に浸して発芽させ、その後乾燥させます。
いわゆる麦芽=モルトの完成ですね。

モルトを細かく砕き、温水とともに仕込み漕へ。
糖化を促し、5時間かけて濾過します。
これが甘い甘い麦汁です。

麦ジュウを醗酵槽に移し、酵母を加えて醗酵させます。
アルコール度7%のもろみ=ウォッシュをつくります。

銅製の蒸留釜、ポットスチルで2回蒸留。
これが無色透明なニューポットと呼ばれる、ウィスキーの原酒の源。
これを樽の中でじっくり熟成して、
色と香りを加えていくわけですね。

博物館内・古いポットスチル.JPGさて、
ここまでおはなししたうえで、
この蒸留所の特徴をご説明。
様々なタイプの原酒を作り出すそのバリエーションの広さ。
これこそがこの白州蒸留所の一番の特徴といえます。

シングルモルトウィスキーとは、
モルトのみを原料として、一つの蒸留所で作られたウィスキーのこと。
その蒸留所の個性を表現しているもの、ですね。
通常の蒸留所では、同じタイプの原酒だけで作るものです。

ですが、白州蒸留所では、様々な製造工程や樽の使い分けなどによって、
多種多様な原酒が造られます。
このバリエーションの広さによって、
日本人の繊細な味覚にあうウィスキーをブレンドできる、
というメリットがあるんですね。

実際これを可能にしているのは、
それぞれサイズも形状もバラバラの12基のポットスチル。
ウォッシュを蒸留するための設備ですが、
サイズ、形状が違うことによって、
実に色々な原酒が生まれることになります。
ポットスチルの入れ替えもこまめに行われているようで、
去年も1基入れ替えたばかりなのだそうです。
樽もさまざまに使い分けていて、
バリエーションに拍車をかけているんですね。

ウィスキー博物館.JPGとまぁ、色々おはなししてきましたが、
実際にはあまりゆっくり見学する時間がありませんでした。涙
見学ガイドツアーなんかもあるんですが、次は参加してみたいと思います。
蒸留所の他、貯蔵庫はもちろんですが、
ウィスキーギャラリーにファクトリーショップ、
レストランもありますし、もちろんバーもあります!
試飲も、バーでは有料ですが、ファクトリーショップには無料のも少しあります。
さらに、ウィスキーの全てを網羅したような、ウィスキー博物館!
日本はもちろん、世界のウィスキーの歴史、
ウィスキー作りの神秘的なおはなし、酒場の歴史など、
色んなものが展示されています。
ここをゆっくり見て回るだけでも、価値があると思います。
博物館の最上階、展望台からは、
薬師岳、観音岳、地蔵岳からなる鳳凰三山が見渡せて、
大自然の恵みがウィスキーに脈々流れているような気がしました。

今回のお土産はこの2点。
どちらもこの蒸留所に行かないと買えない、
ということで購入しました。笑

手前の方は12年熟成の樽出し原酒、そのままのシングルモルトウィスキー。
シェリー樽を使うことで、シングルモルトウィスキー.JPG
深い色と甘い香りが特徴的。
比較的すっきりな白州蒸留所のウィスキーの中でも、
人気のあるのがシェリー樽を使ったものだそうです。
熟成よるまろやかさも味わえました。
樽出しをそのままボトリングしているので、
アルコール度も57%以上というのも特徴です。

奥のものは、白州蒸留所で眠る樽のうち、
6〜8年熟成のものを使っているそうです。
限定を強調して、シリアルナンバーがついています。
お土産用っぽいですね。笑
でもこれで1050円はお値打ち♪
若いので、パンチのある味ではありませんが、
清涼感があって、くいくい進みます。

もうちょっとゆっくり見れればよかったんですが、、、
帰りは、バードサンクチュアリと呼ばれる、
野鳥が集まる雑木林を通りました。
自然の形がそのまま、いかされています。

というわけで、お土産をさっそく開け、
気分良くなっているというわけです。笑
飲み比べてみるのも、お酒の楽しみ方の一つですよね。
今度はどこに行ってみようかな、なんて今から考え中です。

今日はこれくらいで!

サントリー白州蒸留所 ホームページ


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posted by koji at 21:45| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | AMUSE diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
57度の原酒もかなり減ってますね(笑)
20代の中ごろはずっとウィスキー派だったので
山崎も響も大好きです。
BARで飲むと高いので、上司におごってもらった記憶が・・・(笑)

でもステキな建物ですね。一度訪れてみたいものです。
Posted by えり子 at 2006年06月23日 10:56
20代にウィスキー派、というのもあまり多数派ではないと思いますよ♪
全然人のことは言えませんが。。。笑
確かにバーで飲むと高くついちゃいますが、
グラスを傾けるあの独特の雰囲気を楽しむのは、
バーでないと味わえないということもあるかもしれませんね。

この建物は、蒸留所第1号が開設された京都・山崎の麦芽乾燥塔(キルン)を再現して創られたものだそうです!
是非一度、ドライブがてら行ってみてください。
Posted by koji at 2006年06月24日 10:14
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