2006年07月24日

モンドヴィーノ 誰かに話したくなる、ワインの話。

雨がやまないのでどうしてもインドア派になりがちです。
いえ、晴れてても基本的にはインドアなんですが。。。笑

今日はずっと気になっていた映画をレンタルしてきました。
ほんとは劇場で見たかったんですが、、、
ようやく新作映画としてレンタルが開始されたので、
さっそく見ることにします。

モンドヴィーノ MONDOVINO

2004年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
世界中のワインの実情を明確にしてくれるドキュメンタリー映画です。
ドキュメンタリですが、一つの芸術作品としても十分に見ごたえがあります。
137分という長編でもあり、
私もかなり見た後の心地よい疲労感がありました。

ワインを選ぶとき、皆さんどんな基準で選びますか?
フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、
アメリカ、アルゼンチン、チリ、、、
国で選ぶこともありますし、
カヴェルネ、メルロ、ピノノワール、シラー、品種もありますよね。
詳しい方なら同じ国でもボルドーのシャトーや、カリフォルニアのナパ、
もしかしたら生産者にまでこだわるかもしれません。

世界中にあふれかえる、数え切れないほどのワイン。
それぞれにどんな違いがあって、みんなどういった基準で選ぶんでしょうか?
この映画を見ると、また一つ、ワインを選ぶ基準が増えるかもしれません。
いや、もしかすると、一層選べなくなるかもしれません。。。。

ワインはそもそも宗教的にも重要な飲み物でした。
さらに、その土地に根付いたブドウの栽培、ワイン作り。
伝統に基づいた味、自然に任せたブドウを活かしたワイン。
もともともワインとはそういうものだったはずです。

最新のワインの流行、人気や市場価格の高騰。
特にカリフォルニアやフランスの一部のシャトーなど、
ワインがどんどんブランド化されている現実があります。
この資本主義の市場で、正当に取引されているワインがどれだけあるでしょうか。

映画に登場する人物は、
全てノンフィクションで実際にワインに関わる著名人ばかりです。

フランスの伝統的ワイン生産者。
世界中のワインメーカーと取引するカリスマワインコンサルティング。
化学的なワインの生産で一躍超ブランドワインを作りだしたワインメーカー創設者。
ワインを100点満点で評価し、市場にも大きな影響を及ぼすワイン評論家。
フランスのトップシャトーでありながら、カリフォルニアワインとのジョイントベンチャーで新たなブランドワインを造りだすメーカー。
その土地の個性、テロワールを重視するニューヨークのワイン輸入業者。

全ての人々にはそれぞれの確固たる信念があり、
それらはお互いに相反するものばかりです。

フランスの伝統的なワインを信じて、頑固に作り続ける生産者もいれば、
最近の流行、人気のあるワイン、
濃厚で果実実があり、力強く、若いうちからでも十分に飲めるワイン、
いわゆるモダンなワインに力を入れ、伝統を捨ててしまう生産者もいる。

また、ワインの評論家はモダンなワインを高く評価する傾向があり、
生産者は一層、そういったワインを作ることに傾倒していく。
市場に大きな影響を与えることをしっているからこそ、
高い評価を得られるワイン作りが重視される。
ワインはどれも同じような味わい、画一的なものになる恐れがあるといえます。
昔からある、それぞれの個性を忘れてしまって。

一般の消費者が選ぶのはいったいどんなワインなんでしょうか。
ワインはもはや農産物ではなくなって、
工業製品になってしまったという面もあるかもしれません。
ワインが大きなビジネスになる以上、それはしかたありませんし、
色々な思惑があるのはどんな業界でも同じです。

この映画は確かにいろんな方面からワイン業界を見せてくれます。
そして単純にこう!という答えの用意はなく、
それぞれの意見は尽きないままに、終わりを迎えていきます。
どうやっても答えはないとは思いますが、
色々なことを考えさせられる貴重な作品でした。

まったくワインのことを知らない人だと、
なんだこりゃ、と思ってしまうかもしれない作品です。
ですが、少しでも興味を持っていて、
知識もあるという方にはとてもおもしろいと思います。
時間のあるときにでもレンタルビデオ屋さんで探してみてください!
ツタヤでも数本しかありませんでしたが。。。笑
でも新作なのでおそらくあります。

誰かに話したくなる、ワインの話。
まさにその通り。
さっそくお話させていただきました。
今日はこれくらいで!

モンドヴィーノ 公式ホームページ
posted by koji at 21:48| 東京 🌁| Comment(5) | TrackBack(0) | AMUSE diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
kojiさん、ご無沙汰です。久々のカキコですが、
ちょくちょく拝見はしてましたよ。
再来週いよいよ検定ですが、kojiさんはもう終わられたのかな?
Posted by ミニー at 2006年07月26日 13:17
kojiさんご無沙汰です。久々のカキコですが、ちょくちょく拝見はしてました。
いよいよ再来週検定です。
kojiさんは、もう終わったのかな?
Posted by ミニー at 2006年07月26日 16:09
こんにちは! 私は、ワインを選ぶ時は…、価格
と味でしょうか。 キリリッと辛口のスペイン産
が多いように思いますが…、いえ、何でも飲みま
す(笑)。 この映画は、面白そうですね。

ワイン業界、なにやら深そうですよぉ…。
Posted by Next-JIS at 2006年07月26日 16:26
こんばんは、お久しぶりです。
何か・・面白そうな映画ですね。
ワインが続いたり、ビールが続いたりと、でも毎日何か飲んでいる私です。安いものばかりですが・・。
映画も見る角度が違ったら・・どういうのを感じれるか・・興味がわいてきました。
Posted by スー at 2006年07月26日 21:47
ミニーさん、お久しぶりです♪コメントありがとうございます!
私はようやく検定も終わり、
なんとかなったなぁ。。。と言う感じです。
といっても、結果がわかるのはまだまだ一月くらいかかりそうですが。汗
本当にテキストの中からしか出ませんが、
その分テキストをすみからすみまで目を通すとよさそうです。
その前にベジフルカルテ8枚の方が私は大変でしたが!笑
頑張ってくださいね♪

Next-JISさん、コメントありがとうございます!
価格と味、やはりバランスが大事ですよね。
この映画では、そのバランスをコントロールしているのは誰なのか?
というところにも言及していて面白いです。
世界中のいたるところで作られているお酒ですから、
やはりその奥深さは底が知れませんね。

スーさんコメントありがとうございます♪
私もワインやらビールやら日本酒やらウィスキーやら・・・
毎日何かしら楽しんではいます。
毎日となるとやはりお値段もどうしても気になっちゃうのはしかたありません。笑
エンターテイメント、として見ると退屈かもしれませんが、
ドキュメントとして見るとかなり惹きこまれますよ!
お時間のあるときにでも♪
Posted by koji at 2006年07月26日 23:47
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