2006年10月20日

ハロウィーンにはやっぱりカボチャ。

ハロウィン.jpg10月も気付けば残り10日余りになってしまいました。。。
今月はあんまり記事をアップすることができない感じでしたが、
それでも読んでくださる方々がいること、
とても嬉しく、ありがたく感じています。
まだまだ張り切って続けたいと思います!

さて、今日も食材のおはなし。
前職、ケータリングのお仕事を辞め、
野菜ソムリエの資格を取った頃からどうしても食材のおはなしが増えています。汗
たまには違うおはなしをしたいとは思いますが、、、
なかなかどうして。笑
ということで、今日はカボチャのおはなし。

カボチャと聞いて、どんなイメージでしょう?
ホクホクほかほか、温かいイメージが私はあります。
ほっとするような煮物だったり、
優しい甘さのパンプキンパイだったり。
だから旬は冬なんだとばかり思っていました。

でも実は収穫されるのは夏。
九州で春に、北海道で夏に収穫されます。
そういわれると、ウリ科カボチャ属のこの植物。
夏野菜と一緒に畑にありますよね。
ではなぜ食べるイメージでは冬なんでしょうか。

これは、収穫の旬と食べる旬が違うことがあります。
収穫されたあと、一月ほど貯蔵しておくとデンプンが糖化して、味が良くなります。
イモ類や穀類に負けないほど、炭水化物や食物繊維を含むからなんですね。
なので、夏場に収穫されても秋や冬にも出回るんです。

今では年中出回っていますが、国産品は6〜11月くらい。
あとはニュージーランドなどからの輸入品が多くなります。
といっても、外国で作られる日本向けのカボチャは、
日本のカボチャ栽培技術を使って、日本人好みの品種を栽培するため、
また、貯蔵性や輸送性の良さから、国産品にも負けない品質を保っているようです。

品種についてもおはなししましょう。
今日本にあるカボチャの品種は、大きく分けると三つに分かれます。
日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャ。

17世紀にカンボジアからやってきて、
「カンボジアのウリ」が省略されてカボチャと名づけられました。
割とそのまんまですよね。笑
その時やってきたのは、水分が多くてあっさりした味わいの日本カボチャ。
現在日本で主流になっているのは、19世紀に導入された西洋カボチャです。
40年ほど前まではまだ日本カボチャがありましたが、
今ではすっかり姿を消してしまいました。
甘くてほっくりとした西洋カボチャに人気が集まったためです。
西洋カボチャは栗カボチャとも呼ばれています。

ちなみに、ペポカボチャの仲間には今分かりやすいので言うとズッキーニ。
ズッキーニってカボチャの仲間だったんです。
あと、そうめんカボチャのような変り種のカボチャがペポカボチャです。

冬の野菜のイメージが強かったのには、もう一つ理由がありました。
「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない。」って、言いますよね?
江戸時代頃から言われるようになったそうです。
これは、緑黄色野菜であるカボチャの栄養パワーのおかげ。
カロテンはビタミンAに変わります。
粘膜や肌を保護し、病気への抵抗力をアップしてくれます。
さらに、ビタミンC、ビタミンEも多く含み、抗酸化作用も期待できます。
デンプンや食物繊維が加熱によるビタミンの損失を防いでくれますし、
食べやすいので量もしっかり摂れます。

昔の人は、太陽の恵みをたっぷり受けて完熟したかぼちゃを冬至まで保存し、
緑黄色野菜の少ない冬場に備えたんですね。

今回カボチャのおはなしをしようと思ったのは、
ちょうどカボチャについての勉強会に参加したからなんです。
また野菜ソムリエでの勉強会だったんですが。。。
ワークショップで、色んな品種の野菜を食べ比べしました。
ほっくり、菊座、赤ずきん、白栗、こふき、味平、くりゆたか、雪化粧、すくな、坊ちゃん。
これ全部カボチャの名前です。
これだけの種類を全部食べ比べましたが、
どれもこれも、まったく違う特徴を持っていました。
なかなかこんな種類を食べ比べたりするような機会はありませんから、
非常によい体験となりました。

最後に、タイトルにも書いたのでハロウィーンのカボチャのおはなしもしないと。笑
えー、食べられません。汗
正確に言うと、食べられますが、賞味に耐えられないという感じ。。。
もともとはカブや食べられるカボチャを使っていたそうですが、
今では観賞用のものを使うのが主流で、
お祭りが終わると腐るまで放置することもしばしばあるそうです。。。
観賞用のほうがナイフも入りやすく、加工しやすいんですね。
まず、ヘタから頭の部分を円形にカットして、中のタネやワタを抜き取ります。
目、鼻、口もくりぬいて、ロウソクやランプをセットしてヘタのフタを戻せば完成!
日本でも、ハロウィン近くになるとホームセンターなどで、
カボチャとくりぬき用のナイフをセットで見かけるようになりました。
トリックオアトリート!
いたずらもしてみたい気がします。笑

それでは今日はこれくらいで!
トリックオアトリック!
posted by koji at 11:01| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 食材のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに…そうですね、かぼちゃって、冬のイメ−
ジですが、収穫されるのは夏なんですよね!!

ス−プに、グラタンに、ケ−キ…などなど、私、
かぼちゃは大好きで、よく食べます。 でも…
種類は、分からないかもしれません…と言うより
きっと、分かっていません。 今回も、勉強にな
りました、今度、買う時は品種見てみます。
赤ずきんちゃんに会えると、いいなぁ!!
Posted by Next-JIS at 2006年10月21日 19:30
kojiさん。
ご無沙汰しております、なかなかコメントできず失礼しておりました。

野菜ソムリエ取得おめでとうございます〜!
色々と楽しい話が聞けて とっても嬉しいです。

私も明日はカボチャに触れることができそうです。この時期パッと楽しいですよね!
(地元フラワーセンターでのハロウィンイベントのお手伝い)

※ご連絡※
今頃になってですが・・・
当ブログへリンクさせていただいても宜しいですか?
宜しくお願いいたします。
Posted by 直見 at 2006年10月21日 22:51
お返事がおそくなってしました。。。
Next-JISさん、コメントありがとうございます!
スーパーではなかなか品種まで表示していないかもしれません。
カボチャとしてしか売っていないんですよね。
スーパーで見かける、私たちが良く知るカボチャはほぼ100%西洋カボチャです。
今回の店頭販売のお仕事ででも、やっぱり西洋カボチャの売れ行きが良かったようです。
品種はお店の人にも聞いてみてくださいね♪

直見さん、コメントありがとうございます♪
ハロウィンイベント、もうすぐ本番ですね。
本番当日はもう迎えるだけでひと段落という感じでしょうか。笑
リンクの件、こちらこそよろしくお願い致します。
こちらからはすでにお気に入り登録という形でリンクさせてもらっていますね。。。無断ですみませんでした。
これからもどうぞよろしくお願い致します☆
Posted by koji at 2006年10月26日 16:02
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