2005年04月15日

ワインのエチケット

昨日とはうって変わって晴天でした。
洗濯物もあっという間に乾いてしまいますね。
サクラはやっぱりほとんど散ってしまったようですが、
緑の若葉がさわやかな気分にしてくれます。

お花見の席ではあんまりワインは飲まれないのかと思いきや、
最近ではけっこう飲まれるようです。
コンビニなどでも手に入るようになりましたし、
多くの種類が置かれているためでしょうか。
ブームがひと段落したとは言え、
ワインが私たちにとって一層身近になったことは確かですね。

今日はワインのエチケットについてお話しましょう。
エチケット。礼儀作法やマナーのことですね。
でも、実はワインのエチケットって、ラベルのことを言うんです。

ビンに貼られているラベル。
エチケット、礼儀作法と同じだなんてなんともフランス的です。笑

今では全世界各国で生産されるようになったワイン。
同時にその多くの種類のワインが日本には輸入されるようになりました。

手にしたワインがいったいどういったものなのか。
飲まずに知るには、このエチケットを頼るほかありませんね。

デザインは様々!派手なのもあれば地味なのもあり。
文字だけのもあれば立派なイラスト、絵画を印刷しているのも。
ワインの主張を一番に表していると言ってもいいかもしれません。

では、具体的にはどのようなことが書かれているのでしょうか。

 ワインの名称。
商品名と言ってもいいかもしれませんね。
たいがいの人はこの名称を覚えてワインを調べていくでしょう。

 国籍。
どの国で作られているか。
あまりに有名なワインには逆に書かれていないこともあるそうですが、
多くのワインは輸入物なので英語で書かれていたりします。
PRODUCE OF FRANCE などと書かれますね。

 生産区域。
同じ国籍を持つワインでも、更に狭い範囲の地域を表記します。
たとえばフランスであれば、ボルドーやブルゴーニュなどです。
さらに細かい地区を記すことも多いですね。
ボルドーの中のメドックやグラーブ。
ブルゴーニュであればコートドゥニュイ。ボージョレなどなど。

 生産した村。
同じ地区の中から更に村にまで及びます。
ここまでしっかりと自らの素性を示すのですから、
そうとう礼儀作法のしっかりとした貴族的なワインであることは言うまでもありません。
たとえば、
ボルドーのメドック地区のマルゴーなど!
サンテステーフ。ポイヤック。サンジュリアン。などもメドック地区です。
ブルゴーニュのニュイサンジョルジュ。ボーヌなどもそれに当たります。

 生産した場所。
この項目が若干怪しいですね。
たとえば有名なワインの名前を冠しているワインがあったとしても、
それが本当にそのぶどう畑のワイン生産地で瓶詰めされたかわからないのです。
シャトー元詰め(MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU)や、
ブドウ畑所在地元詰め(MIS EN BOUTEILLE AU DOMAINE)などと
書かれていればいいのですが、
ブドウ畑の所有者による瓶詰め(MIS EN BOUTEILLE PAR LE PROPRIETAIRE)、
当社酒倉にて(MIS EN BOUTEILLE DANS NOS CHAIS)などと書かれていると、
そのワインの正体は疑ったほうがいいかもしれません。

 年度。
ヴィンテージとも言いますね。ワインの元のブドウが収穫された年度を記します。
ただし、その年度にとれたブドウだけを使った場合にしか使えません。
違う年度のワインや、他の生産地のワインとブレンドしている場合は、
この年度は表記できません。
ワインの良し悪しは、その地域にも違いますし、年度によっても違うからです。

 生産者名。保証人名。
そのワインが一箇所の畑のブドウで作られている場合、
その畑の主の名前やサインが記されています。
また、保証人という言い方が正しいかはわかりませんが、
ワインを世に送り出す人に、ネゴシアンというのがいます。
ネゴシアン。
小さなブドウ農園や栽培者と契約を結び、
仕入、生産して自分の名前を記して販売する仕事です。
狙った味を作り出すために、高度な技術を持っています。
ワイン作りが資金面で難しい零細な自作農者にとって、
ネゴシアンはなくてはならない存在なんです。
ネゴシアンの名前を覚えてワインを買うのもいいかもしれませんね。

 等級。
各地の等級付けの基準にのっとって冠されます。
グランクリュや、プルミエグランクリュクラッセなど。
地域によって違いますが、
これがあることでそのワインは信頼されます。

フランスワインにはそのワインの品質の維持と改善、
消費者の利益を守るために存在する、
原産地呼称全国協会の承認を受けます。
承認されたワインには、
AOC アペラシオンコントロレの表記がなされます。
非常に厳しい制限と基準を満たし、
高い品質を持っているワインの証明ですので、
生産者にとってこの承認を受けることは大変名誉なことです。
また、基準の違いによって、
優良品質ワイン、地酒、日常消費用ワインなどに分けられるように、
法律で決められています。

なにげなく見ているこのエチケット。
実は、大変な情報がたっぷりつまっているんですね。

一度飲んだワインを覚えておくために、
エチケットをはがして保管しておくのもいいかもしれません。
はがした裏に、そのワインがどんな味だったか、感想も書き込んで、
コレクションしてみてはいかがでしょうか?

グルメランキングです。
posted by koji at 02:23| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒のお話 ワイン集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。