2005年08月31日

ワインの歴史 そのB

アヴィニョン教皇庁.jpg忘れていたわけではありませんが、またまたワインのお話を少し。
長い長い歴史の話ですが、とりあえず中盤といった感じです。

まだまだフランスがフランスと呼ばれていなかった時代のお話を、
前回まではしてきました。

今回はそこから少したって、中世の時代にまでさかのぼってみましょう。

中世のフランスのぶどう栽培の発展は、
キリスト教の布教活動と同じ歩みだったと言えるでしょう。
ワインに限ったことではないかもしれませんが、
ヨーロッパにおいて、キリスト教、教会の影響力がなければ、
今ほどの発展はなかっただろうと言われています。

教会ではミサ用のワインが必ず必要でした。
たとえ不作の年で、ワインの量が少なかったとしても、
まず真っ先に教会が一定量のワインを確保していたと言います。
キリスト教の象徴である、聖体用のワインとパンは欠かせなかったんですね。

中世ヨーロッパは、戦争と疫病、飢饉しかなかったと言っても過言ではないかもしれません。
しかしその中で教会だけが独立し、
何者からも干渉されることなく保護が与えられていました。
そしてその中では、学問や技術が守り続けられていました。

ブドウ畑、ワインも教会によって守られてきたもの。
教会の建物の周りは必ずブドウ畑がありました。
そしてそれをモデル農園として、近隣の農家に伝えていきます。

現代の偉大な銘柄ワインにも、その足跡をうかがえますね。
サン=テミリオン。サン=テステーフ。ニュイ=サン=ジョルジュ。。。などなどなど。
サン(セイント、聖)の文字を見つけることができます。

また、歴代の国王もブドウ栽培には力を注いできました。
フィリップ4世。新たなローマ教皇を選定するにあたって、
もといた教皇を幽閉してしまったという話。有名な、バビロン幽閉です。有名ですかね??
そのまま教皇庁をアヴィニョンに移転させてしまいますが、
これがきっかけで、教皇の新しい館が作られます。
教皇の新しい館=「シャトーヌフ=デュ=パープ」という有名なワインの誕生ですね。

難しい話は長すぎると眠くなります。
ので、今日はこのあたりで。笑
有名なワインの名前の歴史は、ちょっとしたウンチクです。

最近流行った本で、ダヴィンチコードの聖杯伝説の話も、
このあたりのうんちくを想像して読んでみると、またちがった面白さがあるかもしれません。

ワインの長い長い歴史そのA!

グルメランキングです。
posted by koji at 00:40| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒のお話 ワイン集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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