2005年10月06日

BSE問題。USAの牛肉が食べれる??

吉野家.jpg吉野家で牛丼が食べられなくなってから、、、
あれはたしか2004年の2月なので、1年と8ヶ月くらいでしょうか。
懐かしい味なんですが、もうすっかり忘れつつあります。

が!!
復活の話が出てますね〜。
株価もストップ高!いよいよ復活の雰囲気が漂ってますね。
ファンの期待の大きさをうかがい知れますね。

世界的にもBSE規制の緩和がすすんでます。
9月28日には、欧州連合(EU)が英国からの牛肉の輸出入の解禁を決定しました。
なんと9年ぶり!
Tボーンステーキが食べられるようになるというわけです。

今月、10月4日には日本でも。
内閣府の食品安全委員会で開かれた、プリオン専門調査会でBSE問題を議論。
「USA産牛肉はのBSE汚染の可能性は非常に低い」との答えを出しました。

輸入再開はこの、プリオン専門調査会の答申案がまとまって、
さらに一般公募で意見を聞き、その後政府が輸入再開を認めてからになります。
今回の議会でほぼ分析作業が終わったとコメントされていることから、
年内のUSA産・カナダ産牛肉の輸入再開に期待が高まっている。とのこと。

いよいよかっ。という感じですね。ほんとに。
そもそもBSEってなんだ。って感じの人も多いんじゃないでしょうか。
そんな方はここを見てください→米国産牛肉全面的早期輸入再開を求める会
というと、あまりにも無責任なので、簡単におはなし。笑

牛海綿状脳症 のことです。BSE。
異常プリオン(プリオンというタンパク質の種類で、神経系に関係があります。正常プリオンは普通に誰にでもあります。)の増殖によって脳の神経細胞が死滅して、脳みそがスポンジみたいにスカスカになる病気です。
狂牛病と言う名も、神経に異常をきたした牛が、
立ったり歩いたりできない様子が狂ったように見えたからつけられたんです。

この異常プリオンを食べると、正常プリオンも異常プリオンになっちゃいます。
異常プリオンは特定危険部位=「SRM」にほとんど蓄積されています。
SRM.jpg脳・三叉神経節・眼球・脊髄・背根神経節・扁桃・回腸遠位部がSRM。
これらの部位以外にはなく、安全とされていますが、
このSRMのを食べると感染するというわけです。

人間にも感染します。
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD、新型ヤコブ病)という病気がそれです。

それを防ぐために全頭検査を実施している日本ですが、
実は検査でBSEが検出されるのは月齢で30〜50ヶ月も経った牛ちゃんだけ。。。
若い牛だと異常プリオンの量が少なすぎて検出されないのだとか。
現在、世界中でされているこの検査は、
実は安全性を確認するためではなく、BSEがどれくらい広がっているのかを把握し、
その対策を練るための資料のためなんだそうです。
安全性のアピールにもなるようですね。安全かどうかは確認できませんが。。。

ですから、絶対的な対策は、SRMを除去することのみ。ということでしょうか。
熱処理しても異常プリオンは不活性化しませんから、ほかに手はないようです。
なるほどなるほど。

BSEという言葉はよく耳にしましたが、
実際にこうやって調べてみないと、その実態はまったくわかっていなかったようです。
ただ、調べてみても、
「ほぼ安全」とか「可能性は低い」とか「ほかに手はない」とか・・・
ややあやふやな印象も受けます。完全に防ぐことは確かに難しいのでしょうが。

牛丼復活で小躍りしてしまっても、
その裏側ではやはり安全対策には敏感でいたいなと思います。


グルメランキングです。

参考にさせて頂きました!こちらもご覧下さい!
H.C.A.
GRAYZONE
posted by koji at 23:17| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(6) | フードコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
出張パーティー・ケイタリングのアミューズさん
TBありがとうございます。
解禁の理由はともあれ、元々ほとんどリスクは少ないのですから、美味しい牛肉が安く食べられることは歓迎です。どんな食品にも多かれ少なかれリスクはあります。同じものばかり偏って食べないことの方が、安全上、健康上大事なのではないでしょうか。
Posted by GRAYZONE at 2005年10月07日 13:46
GRAYZONEさん。こちらこそコメント有難うございます。
確かにおっしゃるとおりですよね。
昔から少なくともあったはずですし、表面化してきたということなんですよね。
食べ物に関わらずですが、なんでも自分で安全を確認できるものは多くはないです。
あれもこれも危険だから、といって拒んでもラチがあかないかもしれません。
大変参考になるコメントでした。
またコメント頂ければ幸いです。
Posted by koji at 2005年10月07日 23:31
BSE問題のお陰で国産牛肉にも注目が集まり、地元産の美味しい牛肉を食べるようになってきました。
悪いことばかりではなかったですが、やっぱり輸入再開はいろんな意味で喜ばしいことですね。
 何でも「ちょっとリスク」があるものを大きくニュースにしてしまいがちですが、それに泳がされることなく賢い消費者になりたいものです。

でも再開したら、一度は牛丼を食べに出かけてしまいそうです(笑)やっぱり泳がされてますねー
Posted by えり子 at 2005年10月08日 20:25
以前TVで見たのですが、バリ島でコレラが流行った時、かかってしまう多くが
日本人だというのです。 他国の観光客も、同じように食べいるのにかからない…。
調べると、日本人は極端に衛生的な物を選び食べているので、
食物に対し免疫がなく簡単に弱い菌にでもかかるとの話でした。

BSE問題、ふと…思い出した話です。
Posted by Next-JIS at 2005年10月08日 21:20
えりこさん。
国産の牛肉を食べる機会が格段に増えましたね。
地産地消ができるんであれば、それにこしたことはありません。
ただ、日本でもBSEは出てるわけで、リスクをどこまで負うのか。。。とかって話になりますよね。
でも、USA産の牛肉っておいしいんですよね。他の外国産輸入牛肉に比べて。
日本人好みに肉質を調整してるんだそうです。そりゃ泳ぎますよね。笑

Next-JISさん。
コメントありがとうございます!復活されたようで!
確かに日本は世界レベルで言うと衛生的に非常に高いレベルですよね。
そのために免疫力が低下しているのは、当たり前というわけで。。。
花粉症なんかもそうでしょうか。でもだからと言っていままでの衛生環境を捨てられるかというとそうではなく。むずかしいですね。
マクロビオなんかが取りざたされているのも、そうした背景もあるんじゃないでしょうか。
Posted by koji at 2005年10月09日 00:51
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